作品名
ダブルファンタジー
アーティスト
近藤康平
プログラム
野外美術展
作品紹介
僕は大学で森林学という自然の学問を学びました。その中で学んだのは森林はもちろん、海や草原や、見上げる空や雲の中に身を置いた時に感じる何とも言えない気持ちの良さや恐ろしさ等といった説明を飛び越えてやってくる感覚です。
また僕は20代から30代にかけて絵本や童話の仕事をしていました。その中で発見したのはファンタジーを中心とした空想でありながらリアルな物語の面白さです。
この二つの影響を受けて、僕の絵はキャンバスを自然物に見立ててそこに物語を見つけて行く方法で成り立っています。また僕の絵は音楽にも大きな影響を受けています。音楽には、自然や絵本と同じように、全ての前提をポーンと乗り越えて自由を感じるからです。気持ちがいいような恐ろしいような自由です。またそれを鳴らしている音楽家にもそのようなものを感じています。
オハラ☆ブレイク最終日にはシンガーソングライターのタカハシヨウヘイとともにライブペイントを行います。このような自然が素晴らしい環境の音楽イベントで絵を描けるのはとても嬉しいことです。