オハラ☆ブレイク'18夏

映画上映

「この世界の片隅に」上映会

オハラ☆ブレイク ’18夏で、映画「この世界の片隅に」の上映会を開きます。
上映会の前には、映画で音楽を担当されたコトリンゴさんのライブも開かれます。
「この世界の片隅に」は2016年11月に公開され、観客動員は200万人超、
現在も劇場でロングラン上映が続く珠玉のアニメーション映画です。
40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、
第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位など数々の映画賞を受賞し、
今年6月にはアニメーション映画祭としては世界で最も長い歴史を持つ国際映画祭である
フランスの第41回アヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門審査員賞を受賞しました。
片渕須直監督の徹底した時代考証、主演のんさんを始めとする出演者の熱演が高い評価を集めた話題作を、
コトリンゴさんの音楽と共に、猪苗代湖畔で一緒に鑑賞しませんか?

この世界の片隅に

〈STORY〉
どこにでもある毎日のくらし。昭和20年、広島・呉。わたしはここで生きている。
すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。
昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、
あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。
だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。
庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。
すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。
それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた――。

「あゝ、荒野」上映会

1960年代後半、激動の時代に演劇、映画、文学とマルチに活躍し、
今なおカルチャーアイコンとして注目され続ける寺山修司。
彼が遺した唯一の長編小説、『あゝ、荒野』。
人々の“心の荒野”を見つめた傑作が、半世紀以上を経て大胆に再構築され、新たな物語として生まれ変わった。

主人公の新次には若手実力派俳優の筆頭格・菅田将暉。
もう一人の主人公バリカンには『息もできない』で各映画賞を総なめにしたヤン・イクチュン。
さらに、ユースケ・サンタマリア、木村多江、木下あかり、高橋和也、
モロ師岡、今野杏南、山田裕貴、でんでんといった魅力あふれる役者陣が顔を揃える。
監督は『二重生活』の岸 善幸。
2020年の東京オリンピック後を舞台に、都会の片隅を生きる人々の“心”を鋭く描きだす。

上映会の合間には、映画で音楽を担当されたBRAHMAN TOSHI-LOWさんのライブも開かれます。

出演:菅田将暉 ヤン・イクチュン
木下あかり モロ師岡 高橋和也 今野杏南 山田裕貴 
でんでん 木村多江 ユースケ・サンタマリア
原作:「あゝ、荒野」寺山修司(角川文庫) 
監督:岸 善幸
撮影:夏海光造
脚本:港 岳彦/岸 善幸
音楽:岩代太郎
主題歌:BRAHMAN「今夜」

この世界の片隅に ©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

〈STORY〉
2021年の新宿。
ふとしたきっかけで出会った新次とバリカン。
見た目も性格も対照的、だがともに孤独な二人は、ジムのトレーナー・片目とプロボクサーを目指す。
おたがいを想う深い絆と友情を育み、それぞれが愛を見つけ、
自分を変えようと成長していく彼らは、 やがて逃れることのできないある宿命に直面する。

※天候や自然の影響により状況によって開催を見合わせる可能性もありますのでご了承下さい。